[2005年文献] 加齢とともにアディポネクチン,血中尿素窒素は上昇するが,その変化には性差がある

Isobe T, et al. Influence of gender, age and renal function on plasma adiponectin level: the Tanno and Sobetsu study. Eur J Endocrinol. 2005; 153: 91-8.pubmed

コホート
2003年の検診を受けたもので高血圧,糖尿病,高脂血症治療を受けていない男性372人,女性592人。
結 果
・対象背景はいずれも男女間に有意差がみられた。
平均年齢(男性62.8,女性58.8歳),BMI(23.8,23.1kg/m2),血圧(133.5/75.9,129.2/73.0mmHg),空腹時血糖値(97.2,93.3mg/dL),総コレステロール(193.2,205.3mg/dL),トリグリセリド(115.4,89.3mg/dL),HDL-C(51.4,59.3mg/dL),血中尿素窒素:BUN(16.5,15.0mg/dL),クレアチニン(1.10,0.89mg/dL),アディポネクチン(6.02,8.91µg/mL)。

・アディポネクチンは男性で加齢と直線の関係,女性では50代までに劇的に上昇した。同様の変化がBUNでもみられた。
・65歳以上の男性でBUNとアディポネクチンは強い正の相関がみられたが65歳未満ではみられず,女性では65歳以上で未満よりも強く相関した。
・アディポネクチンを従属変数として多変量解析すると,BUNは全対象でも65歳以上の群でも独立変数であるが,性ホルモンはそうではない。


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