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【学会報告・日本疫学会 2012】
CIRCS,ERA JUMP,久山町研究,岩手県北地域コホート研究,甲州プロジェクト, NIPPON DATA2010,NIPPON DATA80,吹田研究,端野・壮瞥町研究 ![]() 第22回日本疫学会学術総会は, 2012年1月26日(木)〜28日(土)の3日間にわたって,東京にて開催された。〔全文を読む〕
【学会報告】
日本高血圧学会2011 シンポジウム「日本におけるポピュレーションサイエンス—到達点と課題—」 ![]() 2011年10月20日(木)~22日(土),第34回日本高血圧学会総会が宇都宮で開催された。 ここでは,10月22日(土)に行われたシンポジウム(座長: 九州大学・清原裕氏,滋賀医科大学・三浦克之氏)の内容を紹介する。〔全文を読む〕
【Topics】
[対談]久山町からみる日本人の危険因子の変遷とガイドライン
日本を代表する疫学コホート研究の一つである久山町研究は,今年(2011年)で研究開始から50周年を迎えた。この間,高血圧治療の普及とともに脳卒中の発症率・死亡率は着実に低下したが,最近は代謝性疾患の増加により,脳卒中発症率の減り方は鈍化してきている。久山町研究における日本人の危険因子の変遷と今後の対策について,寺本民生氏が清原裕氏に聞く。〔全文を読む〕
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 急性心筋梗塞の発症率,発症後死亡率が有意に改善(米国の一般住民)
降圧薬や脂質低下薬による治療率が高くなってきたことで,急性心筋梗塞に限らず,心血管イベントの発症率は以前にくらべて低下しています。
今回のような疫学データを知っておくことは,臨床医にとっても大変重要です。
寺本 民生氏(帝京大学医学部内科)
【CIRCS】
[健診レポート] 50周年の節目を迎える井川町健診 1963年に開始された秋田県井川町の循環器疾患対策は,来年(2012年)で50周年の節目を迎える。毎年行われる健診の際には,大阪府立健康科学センターなどから“健診チーム”が井川町に駆けつける。ここでは,2011年6月18日(土)の健診のようす,ならびにスタッフの方へのインタビューを「健診レポート記事」として紹介する。〔全文を読む〕
【CIRCS】
[インタビュー] 予防と医療をつなげ,地域全体で疾患を減らす努力を 秋田,大阪,茨城,高知のコホート研究であるCIRCSは,1963年に開始されて以来,健診体制の確立,複数の地域における疾患発症率や危険因子の調査,研究で得られた成果を地域に還元して治療や予防につなげる枠組みづくりなど,さまざまな試みを通して日本の循環器疫学研究をリードしてきた。研究を主導する大阪大学の磯博康氏と大阪府立健康科学センターの北村明彦氏に,研究の概要,および秋田県井川町での健診を中心に話をうかがった。〔全文を読む〕
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] non-HDL-C,総コレステロールを用いた急性心筋梗塞発症リスクスコアを作成(JALS)
得られた結果からのメッセージは,「欧米にくらべて心筋梗塞の罹患率が低い日本人においても,総コレステロール値が上がれば心筋梗塞のリスクは連続的に高くなる」ということです。
フラミンガム研究からのメッセージと同じです。
上島 弘嗣氏(滋賀医科大学生活習慣病予防センター)
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 1988~2008年にかけ,米国の血圧コントロール率は27.3%→50.1%と改善(NHANES)
米国の高血圧患者の血圧コントロール率は,2008年までに大きく改善し,約50%に達しました。ただし,若い人ではコントロール率が低く,自分が高血圧であるという認識も低いことがわかりました。
高齢者にくらべて若い人の管理の状況が良くないというのは,日本でも同じです。
桑島 巌氏(東京都健康長寿医療センター)
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] AEDが全国的に普及したことで院外心停止例の予後が改善(All-Japan Utstein Registry of the Fire and Disaster Management Agency)
自動体外式除細動器(AED)が全国的に普及したことで,院外心停止例の救命率や除細動の実施率などが改善していることがわかりました。
この貴重なデータを生かして,今後,目撃者によるCPRがより多く行われるようになることを願っています。
堀 正二氏(大阪府立成人病センター)
【吹田研究】
[インタビュー] 計画的にデザインされた都市型コホート研究(後編) 大阪府吹田市の一般住民を対象としたコホート研究,吹田研究。後半の今回は,都市部ならではの対象者の特性や,これまでに報告されている成果を中心に紹介する。〔全文を読む〕
【吹田研究】
[インタビュー] 計画的にデザインされた都市型コホート研究(前編) 大阪府吹田市の一般住民を対象としたコホート研究,吹田研究。 研究の特徴やこれまでに報告されている成果,また都市部ならではの対象者の特性や,人の移動の多い地域でどのように追跡を行ってきたかなどについて,国立循環器病研究センター予防健診部の岡村智教氏と小久保喜弘氏に話をうかがった 。〔全文を読む〕
【学会報告】
日本高血圧学会2009 特別企画「日本のエビデンスをつくる:JALS」 ![]() 第32回日本高血圧学会総会の特別企画 「日本のエビデンスをつくる:JALS」において,国内最大規模のメタアナリシスによる疫学研究である日本動脈硬化縦断研究(JALS)からの最新の知見や今後の展望が紹介された。〔全文を読む〕
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 腎機能低下は心血管疾患の危険因子(JALS)
CKDは,心血管疾患リスクとして,脂質異常症や高血圧,糖尿病とも関連し,非常に注目されています。
今回の結果から,わが国のガイドラインなどにおいても,CKDの概念を取り込みながら治療戦略を変えていく必要があるでしょう。
寺本 民生氏(帝京大学医学部内科)
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 複数の血圧指標を組み合わせると心血管疾患リスク予測能が改善(Framingham Heart Study)
この文献は,「DBPのJカーブ現象」についての長年の疑問にまさに答えてくれました。
高血圧の治療をするとき,SBPもDBPも両方下がっているのであればあまり問題はないが,SBPが高いままDBPが下がってくるような場合には注意すべき,ということだと思います。
桑島 巌氏(東京都健康長寿医療センター)
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 遺伝子型スコアの糖尿病発症リスク予測能は,既知の危険因子を超えるものではない(Framingham Offspring Study)
「新しい危険因子」の予測能が,古典的な危険因子を上回らないというのは,はたして本当でしょうか?
私は,統計解析に問題があり,いまのアプローチではその差が出てこないのだと思います。
集団の設定や指標の工夫など,考え方を変える必要があるでしょう。
大橋 靖雄氏
(東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻生物統計学)
【Topics】
[編集委員が選ぶ注目文献] 野菜や果物を多くとる「質素型」の食事パターンは急性心筋梗塞リスクの低下と関連(INTERHEART)
疾患リスクには,人種差に反映される遺伝的因子と,生活習慣などの環境因子の両方が関与しています。
世界52か国にわたって行われた大規模な研究から,「人種にかかわらず食事の影響は大きい」ということ,そして「野菜や果物を多くとる食事がよい」というシンプルなメッセージが示されました。
堀 正二氏(大阪府立成人病センター)
【JALS】
[インタビュー] JALS -現代の日本人の危険因子を明らかにするメタアナリシス- 国内最大規模のメタアナリシスによる疫学研究,JALS(日本動脈硬化縦断研究)。研究概要やメタアナリシスならではの苦労話,これからの展望などについて,JALS事務局長の大橋靖雄氏と,事務局でデータのまとめを担当している原田亜紀子氏にお話をうかがった。〔全文を読む〕
【学会報告】
日本腎臓学会2009 特別企画 「日本におけるCKDの疫学」 ![]() 第52回日本腎臓学会学術総会の特別企画「日本におけるCKDの疫学」(座長: 新潟大学・下條文武氏)の内容を紹介する。演者は和田学氏(山形大学),二宮利治氏(九州大学),井関邦敏氏(琉球大学)。二宮氏の会場インタビューも掲載。〔全文を読む〕
【学会報告・日本循環器管理研究協議会2009】
CIRCS,久山町研究,JACC,JMSコホート研究,NIPPON DATA90,大迫研究,端野・壮瞥町研究
第45回日本循環器病予防学会・日本循環器管理研究協議会総会は,横浜シンポジアにて2009年6月5日(金)~6日(土)の2日間にわたって行われた。ここでは学会で発表された疫学研究の一部を紹介する。〔全文を読む〕
【学会報告・日本循環器学会 2009】
ERA JUMP,新潟予防医学研究,高島循環器疾患発症登録研究,田主丸研究,宇久町研究
第73回日本循環器学会総会・学術集会(JCS2009)は,大阪国際会議場および周辺の3会場で,2009年3月20日(金)~22日(日)の3日間にわたって行われた。
以下に,JCS2009で発表された疫学研究の一部を紹介する。〔全文を読む〕
【学会報告・日本疫学会 2009】
[会場インタビュー] 注目研究を上島弘嗣氏と磯博康氏に聞く 2009年1月23日(金)~24日(土),金沢市民文化ホール(石川県)にて第19回日本疫学会学術総会が開催された。本サイト編集委員の上島弘嗣氏(滋賀医科大学),磯博康氏(大阪大学)に,注目研究などについて会場でうかがった。〔全文を読む〕
【学会報告・日本疫学会 2009】
ERA JUMP,久山町研究,JACC,JMSコホート研究 ![]() 2009年1月23~24日,第19回日本疫学会学術総会が金沢市民文化ホールにて開催された。ここでは,発表された循環器関連疫学研究の一部を,発表者のコメントもまじえながら紹介する。〔全文を読む〕
【フラミンガム心臓研究】
[インタビュー] フラミンガム研究のメッセージは変わらない-危険因子をコントロールすれば心血管病は予防できる 「危険因子」という用語を生み出し,「マルチプルリスクファクター」の概念を示すなど,注目される知見を発表し続けているFramingham Heart Study(FHS)。 研究開始から60年が過ぎようとしている今,FHSがみているものは何なのか。FHSのディレクター,Daniel Levyに聞いた。〔全文を読む〕
【端野・壮瞥町研究】
[インタビュー] 蓄積データを住民に活用したい 端野・壮瞥町研究は,端野町(現・北見市)と壮瞥町で行われてきた健診データに基づいて行われている。その研究の結果を,住民の健康のためにどう生かしてゆくのか。端野町の食習慣や生活習慣などもあわせて,保健師の沼岡寿恵さんにうかがった。〔全文を読む〕
【学会報告】
田主丸研究,宇久町研究,高島循環器疾患発症登録研究 2008年3月28日(金)~30日(日)に行われた第72回日本循環器学会総会・学術集会(JCS2008)で発表された疫学研究の一部,および会場で足達寿氏(久留米大学)にうかがったお話を紹介する。〔全文を読む〕
【端野・壮瞥町研究】
[インタビュー] 農繁期の習慣から肥満に−−壮瞥町のいまを見つめる保健指導 わが国のメタボリックシンドロームの実態を明らかにした端野・壮瞥町研究。その基盤となっているのが,端野町(現・北見市)と壮瞥町で行われてきた住民健診のデータだ。制度の変化や時代の変化が押し寄せるなか,壮瞥町の健診や指導の現場で保健師独自のアプローチにも取り組んでいる,壮瞥町保健センターの山本貴浩さんと さんに話を聞いた。〔全文を読む〕
【NI-HON-SAN】
[インタビュー] 日米共同移民観察研究から日本人の心血管の明日を考える 日本では心臓死は少ないが脳卒中死が多く,アメリカはその逆である。この日米間の差の原因解明のために,日本(NIppon)-ホノルル(HONolulu)の日系人-サン フランシスコ(SAN Francisco)の日系人で1965年に開始されたNI-HON-SAN Study(ニホンサン研究)。本研究から発信された心血管病に生活習慣が関連するという重大メッセージ を,今あらためて考えてみたい。 日本コホートを調査している放射線影響研究所の主席研究員である児玉和紀先生にうかがった。〔全文を読む〕
【OKIDS】
[Editorial View] 沖縄透析研究(Okinawa Dialysis Study: OKIDS)から心-腎連関を探る 最近,大きな注目を集めている慢性腎臓病(CKD)。Framingham Heart Study,久山町研究,NIPPON DATAといった疫学研究からは,CKDとBMIや高血圧,脳梗塞,メタボリックシンドロームなどとの関連が続々と明らかになってきている。ここでは,沖縄透析研究(OKIDS)のデータを手がかりに,心血管疾患とCKDとの関連をみてみたい。〔全文を読む〕
【端野・壮瞥町研究】
[インタビュー] メタボリックシンドロームのエビデンスをリードする北の疫学 約30年前に開始された端野・壮瞥町研究。いち早く代謝系の因子や腹囲に着目し,わが国のメタボリックシンドロームの実態を明らかにした研究だ。この研究の背景や特徴,そして将来の展望について,札幌医科大学医学部内科学第二講座の島本和明先生と斎藤重幸先生にうかがった。〔全文を読む〕 |
〔最新の記事〕 ...すべて見る ・2012.4.27 【Worldwide文献ニュース】 [2011年文献] 高血圧性網膜症は軽度でも心血管疾患死亡の危険因子(Ibaraki Prefectural Health Study) ・2012.4.27 【Worldwide文献ニュース】 2011年12月~2012年1月の注目文献 ・2012.4.27 【NIPPON DATA】 [2010年文献] 心血管危険因子の集積は,手段的ADL低下と関連 ・2012.4.27 【大迫研究】 [2004年文献] 家庭血圧は脳出血および脳梗塞の独立した予測因子 ・2012.3.30 【久山町研究】 [2011年文献] 糖尿病,食後高血糖は認知症の危険因子 ・2012.3.30 【久山町研究】 [2010年文献] 男性の慢性腎臓病(CKD)有病率が増加 ・2012.3.30 【久山町研究】 [2009年文献] メタボリックシンドローム診断基準として,腹囲カットオフ値を男性90 cm,女性80 cmとした改変日本基準を推奨 ・2012.2.27 【学会報告】 [学会報告・日本疫学会2012] CIRCS, ERA JUMP, 久山町研究, 岩手県北地域コホート研究, 甲州プロジェクト, NIPPON DATA80, 2010, 吹田研究, 端野・壮瞥町研究 ・2012.2.22 【久山町研究】 [久山町研究50周年記念講演会] 基調講演「変貌する生活習慣病の現状と課題:久山町研究」 ・2012.2.13 【学会報告】 [学会報告・日本高血圧学会2011] シンポジウム「日本におけるポピュレーションサイエンス—到達点と課題—」 ・2012.1.31 【JACC】 [2010年文献] 女性の肺炎クラミジア感染は冠動脈疾患死亡リスクと関連していたが,男性では関連なし ・2012.1.31 【JMSコホート研究】 [2009年文献] 10年間の心筋梗塞発症率を予測できるリスクチャート ・2012.1.31 【JMSコホート研究】 [2009年文献] 10年間の脳卒中発症率を予測できるリスクチャート ・2011.12.09 【Topics】 [対談]久山町からみる日本人の危険因子の変遷とガイドライン ・2011.12.09 【CIRCS】 [2008年文献] 早食い,かつ満腹になるまで食事する人は過体重になりやすい |
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